本記事を書いている人
「日本人の知らない日本語」というともしかすると聞いたことがある人が多いかもしれません。
書店などでも原作本が並んでいます。
特に、これから日本語教師を目指す人はぜひとも見て欲しいドラマで、「日本語教師が教える日本語とは何か」についてよくわかる作品になっています。
今回はそんな「日本人の知らない日本語」についてご紹介していきます。
「日本人の知らない日本語」の概要とあらすじ
ドラマ名 | 日本人の知らない日本語 |
制作 | 読売テレビ |
放送 | 2010年7月13日-9月30日 |
回数 | 全12話(1話あたり約30分) |
公式サイト | https://www.ytv.co.jp/nihongo/ |
高校教師に憧れながらも、TPOをわきまえない華やかなファッションで面接に臨んだことがあだとなり、夢を叶えられずにいる嘉納ハルコ。ある日、元恩師から「三ヶ月勤めれば高校の国語教師の職を紹介する」ことを条件に、赴任した学校は…外国人生徒に日本語を教える日本語学校だった。教壇に立つハルコの目の前には、アニメオタクのイタリア人、忍者に恋するスウェーデン人、任侠マニアのフランスマダム…個性豊か過ぎる生徒たちが。そして繰り出される素朴な疑問は、超難問ばかり!「なぜ、緑色の信号を『青信号』というのですか?」「『お』と『を』は同じ発音なのにナゼ2個もかながあるのか?」「『うれしい』と『楽しい』の違いは?」ハルコは無事に生徒を全員卒業させ、高校教師への道を開けるのか!
公式サイトより引用
「日本人の知らない日本語」の感想
この作品はコメディなので、実際よりオーバーに描かれている部分があります。
あんなに派手な格好で教師をしている人はいないですし、学習者の反応についてもオーバーな部分が多いです。
とはいえ、作中の学習者からの質問は実際の現場でもありうる質問だなと思いました。
たとえば、第1話に出てくるラーメンの湯切りをするザル。
「そんなの聞いてくる人、本当にいるの?」という声が聞こえてきそうですが、本当にいます。
飲食店でアルバイトをしている学生もいるので、質問される可能性はありますね。
そのように、日本人が普段から何気なく使っている日本語でも、実は知らなかったことばや、説明できないことばなどがたくさんあるんですよね。
このドラマを見れば、日本語教師が教える日本語について少しはわかってくると思います。
「日本人の知らない日本語」を見る方法
現在はTSUTAYAなどのレンタルビデオ店にも置いていないこともあるため、動画配信サイトでの視聴をお勧めします。
調べたところHuluとAmazonプライムビデオで視聴できるようです。
簡単に2社の比較表を作りましたので参考にしてみてください。
Hulu | Amazonプライム | |
月額料金(税込) | 1,026円 | 500円 |
無料期間 | 2週間 | 30日間 |
動画以外のサービス | 動画のみ |
AmazonMusic200万曲 PrimeReading読み放題 Amazon配送料無料 お急ぎ便無料 |
ちなみに大学生や専門学生ならPrimeStudentという最初の6ヶ月間無料の学生専用サービスもあるので、そちらの方がお得です。
そのほかにもいろいろな映画やドラマなどが見られるので、試しに登録してみるといいかもしれません。
Amazonプライムの詳細はこちら
Huluの公式ホームページはこちら
原作もおすすめ
冒頭でもご紹介しましたが、「日本人の知らない日本語」は原作本もあります。
しかも、教育目的に限り、本文の一部を許諾確認なしで使えることになっているので授業でも使えてしまいます。
この本の他に3冊あり、全部で4冊発売されています。
1冊あたりは約1,000円しますが、4冊まとめて購入すると3,554円になるので、ちょっとだけお得です。
そして、もっとお得に読みたいならKindle Unlimitedがおすすめです。
契約すると1巻は無料で読めちゃいます。
2巻〜4巻は1冊あたり871円なので合計で2,613円ですね。
まとめ:ドラマや漫画から日本語教師を知ろう
これから日本語教師になろうとしている人は、まずはドラマや漫画などを見ながらイメージを掴んでいくといいでしょう。
もちろん、ドラマや漫画の中の日本語教師は多少オーバーに描かれている部分はありますが、雰囲気だけでも感じとることができるはずです。
そう言った点から言うと、「日本人の知らない日本語」は気軽に見られる良いドラマかなと。
最後にそのほかにも日本語教師の現状について知りたい方はこちらも参考にしてみてください。