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今回は高卒の人が日本語教師になれるのかどうか、についてご紹介していきます。
結論から言ってしまうと、厳しいけどなれます。でも資格は取りましょう。
記事は読まなくていいという方は「【日本語教師】検定対策の通信講座おすすめ4選」から一つ選んで、早速試験対策を始めましょう。
【高卒】日本語学校就職はハードルが高い
日本語教師の資格を取るには試験合格しかない
高卒で日本語教師の資格を取るには、毎年10月に行われる日本語教育能力検定試験に合格するしかありません。
ちなみに大卒の場合は・・・
420時間の養成講座または日本語教育学の主専攻・副専攻で取得できます。
近々、公認日本語教師という国家資格ができるようです。
国家資格が創設されたら高卒だと資格が取得できなくなってしまいますが、創設前に検定に合格しておけば経過措置で国家資格がもらえる可能性が濃厚です。
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【日本語教師】検定対策の通信講座おすすめ4選
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ほとんどの学校で大卒以上が採用条件
国内ではほとんどの学校で大卒以上が採用の条件となっています。
というのも日本語学校の学生は大学や専門学校に進学するのがほとんどなので、高卒だとなかなか進学の指導ができなかったりするからですね。
高卒でもOKという求人もたまにありますが、高卒と大卒がいたら大卒が採用される可能性大ですので、高卒はやっぱり厳しいんですね。
高卒は海外ではビザが出ない
海外では大卒をビザ発給の条件にしている国がけっこうあります。
たとえば、日本語学習者がもっとも多い中国は高卒ではまずビザは出ないでしょう。
日本語教育の経験があればまだ可能性がありますが、未経験高卒で海外就職はかなりのレアケースです。
あるとすればワーホリビザで渡航するくらいですかね。
通常の就労ビザはかなり過酷な道だと思っていた方が良さそうです。
高卒でも日本語教師になる方法
根気強く探す
ほとんどの学校で大卒以上が採用条件だという話をしたばかりですが、採用してくれる学校もあります。
そんな学校を根気強く探してみましょう。
とは言っても求人サイトから一つ一つあたっていくのも骨の折れる作業なので、日本語教師キャリアのような求人サイトを使うと非常に便利です。
詳しくは「【日本語教師求人サイト】日本語教師キャリアとは?」でご紹介しているのでチェックしてみてください。
オンライン日本語教師
オンラインなら高卒でもできます。
下記のオンラインレッスンなら資格なし未経験でも取り組めるのでやってみるといいでしょう。
ただ、資格なしでもできるからといって、資格を取らなくていいわけではありません。
資格を持っていると集客の武器になりますし、学習者にとっては資格のある先生に教わりたいですよね。
オンラインレッスンをしながらでも問題ありませんので、日本語教育能力検定試験合格に向けてがんばりましょう。
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まとめ:高卒でも本気なら日本語教師を目指せ
最後に本記事をまとめます。
高卒で日本語学校就職は難しい理由4つ
ポイント
- 日本語教師の資格を取るには試験合格しかない
- ほとんどの学校で大卒以上が採用条件
- 高卒は海外ではビザが出ない
高卒でもできる日本語教になる方法2つ