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センリ
今回は日本語教師に学歴が必要かどうかという点について話していきます。
結論からいうと、あるに越したことはありませんが、ないなら強みを作っていきましょう、ということです。
結局どっちでもいいのか、となりそうですが、詳しく説明していくのでお付き合いください。
目次
学歴はあるに越したことはない

冒頭でも述べましたが、大卒以上の学歴は取っておいた方がいいです。
学歴はあるに越したことはありませんね。
他の業界ではよく分かりませんが、少なくとも日本語教育業界では、高学歴がマイナスに働くことはまずありません
詳しい事例とともに説明していきます。
教育業界では学歴を重視するところもある
言うまでもないかもしれません。
表向きは学歴不問としているところでも、実際は「学歴が高い方が優秀だ」というバイアスがかかってしまうのではないでしょうか。
他業種でもあると思いますが、教育業界ではややその傾向は強いですね。
高学歴の先生に教わりたい人もいる
学習者の中には学歴社会が強い国から来た人もいます。

こういった学習者もいます。
特に東アジアでは多いですね。

海外のビザ取得には学士以上が基本
海外で働きたいなら少なくとも学士は出ていた方が良いです。
なぜなら、ビザの発給要件に大卒以上の国があるからです。
たとえば、中国や韓国は原則大卒以上となっています。
学習者の多いベトナムやインドネシアも基本的には大卒以上が求められるので、高卒や専門卒などでは海外に行きたくても行けないなんていうことがありますね。
修士以上なら幅も広がる
修士以上だと就職の幅が広がります。
国内外の大学や研究機関などで働くこともできるようになります。
ある程度の収入も見込めるので経済的にも安定できますね。
学歴は一つの強みにすぎない

ここまで、学歴はあるに越したことはない、ということで話をしてきました。
しかし、僕がこれまで5年間、日本語教育機関で働いてきて思うことは、日本語教師として採用されてしまえば学歴はあまり関係ない、ということ。
有名大学卒の先生でも授業がヘタな人はヘタです。
地元民しか知らないような短大卒の先生でも教えるのが上手な先生もいます。
有名大学や大学院に進学する学習者はそれなりの学歴の先生を希望する場合もありますが、そこが一番大事なわけではありませんし、指導力が高い先生や信頼できる先生に寄ってきます。
ぶっちゃけ、学歴も一つの強みにすぎないので、一人一人の先生が自分にの強みを作って、その学校でどんなポジションを取っていくかが重要になってくるのです。
学歴でアピールできない人は強みを持ちましょう

「学歴が低くても大丈夫かな・・・?」と不安に思う日本語教師の皆さんはぜひ”自分の強み”を持ってみましょう。
「【日本語教師】強みを作って唯一無二の存在になろう」で強みの作り方とその例について触れているので、そちらも一緒にお読みください。
いくつか考えられる強みを挙げてみます。
- 日本の〇〇について詳しい先生
- 世界の〇〇について詳しい先生
- 〇〇の教え方がうまい先生
- 学習者の母国語でも話せる先生
- 愛情たっぷりの先生
- 〇〇ができる先生
こんな感じで強みを持つと、
「ビジネス日本語について分からないところがあったから○○先生に聞いてみよう」
「誰にも言えない悩みがあるから○○先生に相談してみよう」
「大学院の研究計画書を書きたいから○○先生に添削してもらおう」
などというように、頼られる先生になります。
頼られることで先生自身がその学校での価値を感じることができるようになるんですね。
僕も、地方の無名大学出身でしたが「学校内で誰よりも日本の大学に詳しい先生になろう」と努力した結果、少しばかりですが、あまり知らない学生でも大学についての質問をしてくるようになりました。
自分の役割や価値というのを感じることで、僕は自信がつきましたし、何より仕事が楽しくなりました。
学歴はあった方がいい。ないなら強みを作れ。

最後に本記事の内容をまとめます。
学歴はあった方がいいです。
理由1:教育業界では学歴重視
理由2:高学歴教師に教わりたい学生もいる
理由3:海外ビザは学士が必要
理由4:修士以上は選択肢が広がる
ただし、学歴は1つの強みにすぎないので、学歴でアピールできない人は強みを作りましょう。
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