本記事を書いている人
個人事業主としてフリーランス日本語教師をはじめるときって何から手をつけていいか分からないですよね。
本記事を読めば開業届や会計ソフトなどフリーランス日本語教師に必要な手続きなど全部が丸わかりです。
これからフリーランス日本語教師で頑張っていこうという人は参考にしてみてください。
※本記事は日本国内で事業を営む方向けの記事です。
海外に居住の方はお住まいの国の法律などに従って手続きを進めてください。
開業届・青色申告承認申請書
個人事業をはじめるなら2つの書類を税務署に出す必要があります。
- 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
- 青色申告承認申請書
出さなくても罰則がないため、出さないで始める人もいますが、開業届と青色申告承認申請書を出すと、税の控除が受けられたり、屋号で銀行口座を作れたりといろいろメリットがあります。
カンタンに作れるのでサクッと作って出しちゃいましょう。
提出するタイミング
原則として開業届は開業してから1ヶ月以内、青色申告承認申請書は2ヶ月以内に提出することになっています。
税務署に直接行くと、間違っているところを指摘してもらえたりするので、できたら税務署に行くのがおすすめです。
しかし、時間が取れない人は郵送でも受け付けてくれるので早めに出しましょう。
ちなみに、封筒に入れるのは下記7点。
- 開業届
- 開業届のコピー
- 青色申告承認申請書
- 青色申告承認申請書のコピー
- マイナンバーカードまたは通知書のコピー
- 身分証明書(免許証)のコピー
- 84円切手を貼った返信用封筒(長形3号)
管轄の税務署を国税庁のサイトで調べて郵送しましょう。
メモ
ちなみにコピーを入れるのは開業した証明のためです。
開業届のコピーがあると、銀行口座を作るときなどに便利になります。
開業届の作り方
面倒な書類は開業freeeを使ってカンタンに作りましょう。
開業freeeなら完全無料で開業届と青色申告承認申告書が作れます。
必要項目を入力していくだけなのでラクチンです。
会計ソフトの導入
会計ソフトで有名なのは下記3社です。
下記に会計ソフトの個人事業プランを比較してみました。
やよい | freee | マネーフォワード | |
料金(年払い) | 8,000円 | 11,760円 | 11,760円 |
料金(月払い) | 不可 | 1,180円 | 1,280円 |
無料期間 | 1年間 | 30日間 | 1ヶ月間 |
取引入力 | ◯ | ◯ | ◯ |
申告書類作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
金融機関等連携 | ◯ | ◯ | ◯ |
レポート | 充実 | なし | キャッシュフローのみ |
スマホアプリ | ◯ | ◯ | ◯ |
これから長い間お世話になるつもりなら、一通り使ってみて使い勝手の良いものを選ぶといいでしょう。
ホームページの開設
WiXやJimdoなどといったホームページ作成ツールを使ってもいいのですが、WordPressというツールを使うとデザイン的にもスッキリしたサイトが作れます。
ちなみにWordPressを使うと、毎月1000円ほどのレンタルサーバー代だけかかってしまいますが、経費には入れられます。
ホームページの作り方はブログとあまり変わらないので、「日本語教師のためのブログの作り方【すごく簡単です】」をみていただければ大丈夫です。
まとめ:個人事業の手続きはサクッと
最後に本記事の内容をまとめます。
開業時の書類作成
>>開業freee
会計ソフト
ホームページの作成
動き始め前こそ面倒に感じますが、始めてしまえばあっという間です。