本記事を書いている人
僕は今まで毎年中級から上級レベルの留学試験(EJU)対策を行ってきました。
そのため、書店に並ぶほとんどすべての日本留学試験(EJU)問題集に一度は取り組んできています。
そんな経験からおすすめの5冊を紹介していくので、これから留学試験対策を取り入れていく先生、とくにフリーで留学試験対策を行っていく先生は参考にしてみてください。
過去問で本番を知ろう
まず最初にご紹介したいのは過去問です。
過去問は凡人社で出版されています。
留学試験の問題の傾向や形式を知りたいならまずは本番と同じ問題を解いてみるのが良いでしょう。
注意ポイント
2019年12月の試験を最後に過去問が出版されなくなってしまったので、対策したい先生は今のうちに古い過去問も買っておくのがおすすめ。
300点超えを目指したいならこれ!
模擬試験形式の問題を繰り返し解いて300点を超えたい人向けの本を紹介します。
模擬試験形式で300点超えたい人におすすめの本
- 日本留学試験(EJU)実戦問題集|名校志向塾
- 日本留学試験(EJU)模擬試験|行知学園
1つずつ紹介していきます。
日本留学試験(EJU)実戦問題集|名校志向塾
日本留学試験(EJU)実戦問題集がおすすめの理由
- 業界初の項目反応理論による得点等化
- スマホから解説・解答を確認できる
- 過去の出題内容に基づいて作成
ちょっと難しい言葉が並んでますね。
簡単に説明するとスマホで解いて答えを送信すると実際に近い点数が出てくるのです。
しかも解答者が増えれば増えるほど点数がより実際の点数に近づいてきます。
今までは留学試験の実践問題を自己採点してもなかなか自分の点数がわからなかったんですよね。
でも、今回この本のおかげで自己採点でもわかるようになったので個人的にかなり使える本だと思っています。
一つだけデメリットを言うと、難易度がめちゃくちゃ高いです。
日本語300点を取れるレベルの学生ならかなり練習になるかもしれませんが、現段階で200点レベルの学生には厳しいかもしれません。
日本留学試験(EJU)模擬試験|行知学園
日本留学試験(EJU)模擬試験がおすすめの理由
- 豊富な問題
- 実際の試験に近いレベル
- 良い問題が揃っている
本番のレベルを1割増しくらいにしたレベルで練習にはちょうどいい問題集です。
この問題に3周くらい解いた学生は確実に点数がアップしていますね。
ただし、音声は1問ごとにトラックが分かれていないので、授業ではちょっと扱いにくいかもしれません。
留学試験(EJU)200点を目指すならこれ!
これから留学試験の勉強を始めて200点を取りたい学生におすすめしたい本を2種類紹介します。
EJU200点を目指したい学生におすすめの本
- 読むトレーニング・聴くトレーニング基礎編
- 速攻トレーニング
読むトレーニング・聴くトレーニング基礎編
読むトレーニング・聴くトレーニング基礎編がおすすめの理由
- N3レベルでも取り組める
- 200点を目指す人にぴったり
中級レベルの人にはちょっと難易度が高い留学試験ですが、大学の出願資格には200点以上と定められていることがよくあります。
しかし、市販されている問題集の多くはもっと高い点数を目指す学生向けに作られているため、中級レベルではなかなか解けません。
そこで使えるのが読むトレーニング・聴くトレーニング基礎編です。
レベルを下げつつもしっかりと留学試験の対策をしていけます。
難関大学を目指したいけど留学試験に触れたことがない学生も最初の一歩におすすめです。
ちなみにちょっとレベルを上げた「応用編」も市販されています。
速攻トレーニング
速攻トレーニングがおすすめの理由
- やさしいレベルから難しいレベルまで3段階
- 全科目出版されている
速攻トレーニングは難易度が3段階で表示されており、やさしい問題から難しい問題までいろいろあります。
まずはやさしい問題を繰り返し解いて、できるようになったら徐々に難しい問題にチャレンジしていくことも可能です。
全科目出版されているので総合的に高得点を目指していくことも可能です。
留学試験(EJU)対策は今から始めよう
留学試験は毎年6月と12月に行われます
秋頃までに大学を決めたいなら、6月の留学試験を受けないといけません。
ということは今から対策を始めていかないといけませんね。
個人で大学進学を希望する学習者を受け持つ先生は参考にしてみてください。
今回は以上です。