本記事を書いている人
日本語教師をしていると辛いな、辞めたいなって思うことありますよね。
僕も今まで何度も辞めたいと思うことがありました。
結局5年以上続けていますが、辞めればいいということでも、頑張って続けていこうということでもありません。
どうすれば心身ともに健康な状態を保っていられるのか考えるのが大事。
今回はそんな日本語教師を辞めようと思っている方の力になればと思い、この記事を書くことにしました。
日本語教師を辞めたいけどどうすればいいか分からない、という方は参考にしてみてください。
収入が低くて辞めたい
転職して副業日本語教師
収入が低くて辞める日本語教師はかなり多いですね。
「日本語教師の収入っていくら?【現役教師76人に聞いてみた】」でもご紹介していますが、国内専任講師の平均年収は391万円で、役職についていない場合は358万円です。
ちなみに日本語教師の場合、「いつか給料が上がるだろう」という考えが通用しないところがほとんど。
確かに給料は上がるかもしれませんが、給料の上がり幅は微々たるもので他業種と比べると圧倒的に低いんですね。
そんな時は思い切って転職してしまいましょう。
他業種に転職すれば今の年収を大きく超えられることはザラにあります。
日本語教師を続けたまま副業で収入アップ
でもそれでもやっぱり日本語教師を続けたいという人は副業で収入を増やしてくという方法も。
副業というとちょっと大変だと感じる人もいますが、案外気分転換にもなるので、気持ち的にはラクだったりします。
最近ではブログやライターも人気なので挑戦してみると面白いかもしれません。
日本語教師の副業はこちらでご紹介しているので気になる方はチェックしてみてください。
>>【日本語教師でも稼げる】おすすめの副業7選!スキルも生かせる
体力的にキツくて辞めたい
専任の場合1:非常勤になる
専任は授業以外の仕事も多いですよね。
事務仕事で時間を取られて授業準備が取れずに授業の質が下がったり、授業準備で寝不足になってしまったりしていませんか?
こうやって心身ともに疲れてしまい日本語教師を辞める人も結構います。
そんなときには非常勤に変えてもらうという方法もあります。
非常勤の場合、収入は減ってしまいます。
でもその分自由な時間が増えるので、オンライン日本語教師などの副業にも挑戦できます。
僕が勤めている学校でも専任から非常勤に移る人はたまにいます。
主任や校長に相談してみるといいかもしれません。
専任の場合2:PDCAで業務改善
収入が心配なら今の職場の環境を変えていくという方法もありますね。
よくよく考えるとムダなことってたくさん見つかるもんです。
PDCAを回して業務改善していくことで給料が増えたり、時間が増えたりして、結果日本語教師がもっと楽しくなることも。
PDCAについてはこちらの記事でも触れています。
非常勤の場合:コマを減らしオンラインに挑戦
もし非常勤なら、コマを減らしてオンラインやフリーランスに挑戦してみるのもありです。
最初は自分で授業を組み立てたり営業をしたりしないといけないので、予想以上に時間が取られて体力的にはキツく感じますが、慣れればそうでもありません。
オンラインやフリーランスなら将来的に個人の力を高めていくことで学校に頼らず日本語教師をしていくことも可能になります。
質を高めれば日本語学校の非常勤講師より時給を高くすることもできますね。
入国制限などがあっても影響を受けにくいことからリスク分散にもなります。
オンライン日本語教師についてはこちらで解説しています。
人間関係に悩んで辞めたい
別な学校に移る
同僚や学習者との人間関係に悩んでいるなら、学校を変えたほうが心身ともに健康でいられますね。
学校の雰囲気などもあるので、別な学校に移るとスッキリ気持ちよく日本語教師が続けられることも。
学校を変えたいなら「日本語教師キャリア」に登録してみるとラクに就職先が見つかるかもしれません。
ちなみに当ブログでは日本語教師キャリアさんと提携しているのですぐに登録できます。
日本語教師キャリアについて詳細はこちら
オンライン教師になって解決する
「なんども学校を変えてきたけど、やっぱりダメだ」こんな場合はオンライン教師になるという方法もあります。
仮にオンラインスクールに所属していたとしても、他の事務職や教員と深く関わることはないため、人間関係に悩まされることはありません。
最近ではオンライン日本語教師のプラットフォームもかなり充実しているため、挑戦しやすくなりましたね。
オンライン日本語教師については当ブログで詳しくご紹介しています。
>>オンライン日本語教師になるには?【収入・資格・メリットなど】
学校の方針が合わないから辞めたい
学校の方針が合わないと辛いですよね。
たとえば「バリバリ厳しく指導していく学校で働いていけるけど、自分はワイワイ楽しく授業したい」というような感じだと結構ストレスも溜まります。
相性で働きやすいかどうかが決まると言っても過言ではないので、スパッと辞めて働きやすい学校に移りましょう。
日本語教師の職探しならこちら
日本語の授業がしたくないから辞めたい
経験浅ならもうちょっと頑張ってみる
経験が不足している場合、恐怖感から授業をしたくないと思ってしまうこともよくあります。
人前に立つことに慣れていないと、授業が恐怖で仕方ないんですよね。
でも、1〜2年続けると授業の恐怖感は意外と少なくなり、楽しさの方が勝ることも。
良くも悪くも慣れると慣れでなんとかなる場合が多いので、授業がしたくないだけなら1年は頑張って欲しいかなと思います。
結局はどの仕事についても慣れるまでは恐怖や緊張ってあるものですし、それに打ち勝ってこそ楽しさが見えてきたりします。
1年やってもダメなら転職しましょう。
日本語教師を1年やってもやっぱり授業をしたくないと思うなら、日本語教師に向いていないかもしれません。
でも、日本語教師の仕事に就いたということは国際的な仕事がしたいとか、留学生と関わりたいとか、何かしらの思いがあったのでしょう。
そういう方は日本語学校の事務職のほうがやりがいを感じるはず。
まずは日本語教師キャリアで職探しを相談してみましょう。
日本語学校以外でも技能実習生関連の仕事や留学仲介の仕事もあります。
異文化に耐えられないから辞めたい
「日本語教師は異文化を積極的に受け入れるべき」
そんな考えに合わせて無理に異文化を受け入れようとしていませんか?
辛いですよね。
でも日本語教師なら表面上だけでも異文化を受け入れているように見せかけないと仕事にならない時もあります。
ちなみにこういった方も一定数いるので心配する必要はありません。
これは差別でもなんでもなく個人の嗜好なので生理的に合わないこともあります。
悩む時間が長引くほど辛くなるのでスパッと転職してしまいましょう。
独立フリーランス日本語教師は要注意
独立フリーランスも選択肢の一つですが、稼げるようになるには早くても半年、長ければ3年、またはそれ以上かかります。
お金の見通しがつかないままフリーランスになるのは相当キツいです。
でもその辛さが逆に原動力になって成功する方もいらっしゃいますが、リスクを取りたくないなら副業として始め、波に乗るまでは今の仕事を続けましょう。
副業についてはこちら
日本語教師は一度辞めてもまた戻れる
日本語教師を辞めてからまた戻ってくる先生も結構います。
何十年も先だと日本語教育の構図は変わっているかもしれませんが、日本語教育自体がなくなることは考えにくいですよね。
老後でもできるのが日本語教師の良いところでもあるので、今は他業種で頑張るのもありです。
まとめ:まだ悩んでるなら副業しましょ
日本語教師を辞めたいと思う一方で、日本語教師を続けたいと思う。
だからこそ悩んでしまうんですよね。
今回の記事が少しでもみなさんの悩みを軽くできたら嬉しいです。
これを読んでまだまだ悩んでいる方は、現状を維持したまま改善が見込める副業がおすすめです。
ブログでもオンライン日本語教師でも色々チャレンジしつつ自分に合った方法を見つけていくのが良いかもしれません。
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参考【日本語教師でも稼げる】おすすめの副業7選!スキルも生かせる
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今回は以上です。