



本記事を書いている人

センリ
今回はMoodleを使ってE-Learningシステムを作っていきます。
それほど難しくはありませんが、構築までに3〜4時間ほどかかるのでお時間のあるときに進めてみてください。
インストールしただけではE-Learningシステムは作れません。その後にコンテンツを作る必要があります。
目次
手順1:下準備する

moodleをダウンロードするためには下記の二つのものが必要です。
- レンタルサーバー
- ドメイン
- FTPソフト

レンタルサーバーとドメイン
レンタルサーバー:ウェブ上にデータを保存しておくためのところです。全てのウェブページはサーバーに保存されています。個人が使用するためにはサーバー会社からレンタルしないといけません。
本記事ではConoHa WINGで契約していることを前提に話を進めていきますので、まだレンタルサーバーを契約していない人はConoHa WINGで契約しておきましょう。
ドメイン:ウェブページの住所のようなものです。当ブログでは”senrisblog.com"を使用しています。
ConoHa WINGのWINGパックで契約するとドメインを無料で取得できるのでお得です。
もしわからない方は「日本語教師のためのブログの作り方【すごく簡単です】」の記事の手順1を参考にしてみてください。
上記の記事中やり方に沿って準備する場合は「WordPressかんたんセットアップ」は「利用しない」を選択してください。
FTPソフト
FTPソフト:パソコンでダウンロードしたファイルをレンタルサーバーにアップロードするためのソフトです。
個人的に一番使いやすいのは下記のソフトです。(青文字クリックでダウンロードページに飛びます)
設定は後で行うので、ここではインストールまで終わらせておきましょう。
手順2:Moodleをダウンロード
Moodleの公式サイトで最新版をダウンロードします。(青文字をクリックで公式サイトへ飛びます)

zipファイル(圧縮ファイル)でダウンロードされますので、ダウンロード後は解凍してください。
すぐ後で使うのでデスクトップに置いておくと便利です。
手順3:FTPソフトを使ってアップロードする
FTPソフトの初期設定
ユーザー数が多いであろう、FFFTPを例に進めていきます。

FFFTPを開くと「ホスト一覧」が表示されるはずなので、右側の「新規ホスト」をクリックしてください。

ホストの設定の画面が出てくるのでConoHa WINGの管理画面に移り、下記の画面から入力する内容を確認してみましょう。

- サイト管理
- FTP
- 四角枠の中を確認

特殊機能で最大同時接続数を4くらいに設定しておくと、あファイルをアップロードする速さが4倍になります。
Moodleのファイルをアップロードする

public_htmlを探してクリック

右側にこれから使うドメイン(○△■.com)があるので探します。

開いたら右上で画面を小さくして、先ほど解凍した moodleのファイルをドラッグ&ドロップします。
アップロードが完了するまで2時間ほどかかるのでコーヒーでも飲みながら待ちましょう。
手順4:データベースの作成
moodleをインストールするためにはデータベースという、データを保存しておくための箱を作っておかないといけません。
また、同時にデータベースユーザーについても作っておきましょう。
まずはConoHa WINGの管理画面を開きます。

「サイト管理」⇨「データベース」の順に開き、右上の「+データベース」をクリック。
すると入力画面が出てくるので、任意のデータベース名を入力してください。
ネームタグは自分で見て分かりやすいものにしておきましょう。
最後に保存。
次にデータベースユーザーを作成します。

「+ユーザー」をクリック。
任意のユーザー名を入力してください。
パスワードも設定します。
接続先データベースは先ほど作成したものを選びます。
最後に保存。
以上で、データベースとデータベースユーザーの作成は終了です。

最後に作成した内容(赤枠の4つ)をメモしておきます。(※後で使うので必ず控えておきましょう)
手順5:インストーラーの起動
お使いのブラウザで「http://○△■.com/moodle/install.php(○△■には自分のドメイン)」を入力してみましょう。

このような画面が出てくるので、まずは言語の選択をします。(ここでは日本語で設定を進めていきます)

パスを確認します。

データベースドライバを選択します。
(通常であればこのままで大丈夫です。)

手順4で作ったデータベースの情報を入力します。
データベースホスト:(接続先ホスト:mysql●●.conoha.ne.jp)
データベース名:(さきほど設定したもの)
データベースユーザ:(さきほど設定したもの)
データベースパスワード:(さきほど設定したもの)
それ以外はそのままで大丈夫です。

著作権表示を確認します。

サーバーのチェックをします。
すべてOKなら問題ないので「続ける」を選んでください。


システムの確認です。
こちらもすべて成功になっていれば「続ける」を教えてください。

最高管理者アカウントを作成します。
わからないものは後回しでも大丈夫です。
最低限、必須項目(赤いマーク)のものだけ入力しましょう。

サイト名が決まっていたら入力しましょう。
後からでも変更可能です。

最後に足りない情報を入力します。
最低限必須のところだけでも入力しておきましょう。

上のような画面が立ち上がったらインストール完了です。

コンテンツ作りについては後日記事を公開する予定です。
ここまででもしわからない点があれば、TwitterのDMまたはお問い合わせからご連絡ください。